GDOハンディキャップは、計算対象となるスコアの変更、ストロークコントロールの適用、コースレートなどによって変動します。
普段より良いスコアを登録したにもかかわらず、GDOハンディキャップが増加してしまう理由として、以下の要因が考えられます。
【良いスコアを登録してもGDOハンディキャップが増加する主な要因】
- 計算対象となるスコアの変更
- ストロークコントロールの影響
- コースレートの影響
【計算対象となるスコアの変更】新しいスコアを登録すると、計算対象だったスコアの中で最も古いスコアが計算対象から外れます。
新しく登録したスコアが対象外となったスコアよりも悪い場合、GDOハンディキャップが増加することがあります。
■具体例11枚以上のスコアデータを保持している場合、最新10ラウンドの内、
▼ストロークコントロール後のベスト6枚のスコアのみがハンディキャップの計算に使用されます。
ラウンド前の計算対象スコア(最新10ラウンドのベスト6枚)
70,86, 87, 88, 89, 89, 90(70のスコアが最も古いラウンド日の場合)
↓
新しいスコアとして74を登録
スコア70は最新10ラウンドから外れる
↓
ラウンド後の計算対象スコア(最新10ラウンドの内のベスト6枚)
74, 86, 87, 88, 89, 89, 90
この結果、計算対象内のベストスコアが70から74に置き換わり、GDOハンディキャップが増加することがあります。
【ストロークコントロールの影響】各ホールで極端に悪いスコアほど、ストロークコントロールによってスコアが小さくなります。
そのため対象外になったスコアより良いスコアを登録しても、各ホールのスコアの波によってはストロークコントロールされることで、調整後のスコアが対象外になったスコアより悪くなることがあります。
■具体例対象から外れたスコア(波のあるスコア):88→ ストロークコントロール修正後:83
新しく対象になったスコア(波の無いスコア):86→ストロークコントロール修正後:85
ストロークコントロール修正後のスコアは、新しく対象になったスコア(波のないスコア)の方が大きくなり、GDOハンディキャップが増加することがあります。
※ストロークコントロールの修正度合いは、ラウンド前のGDOハンディキャップに応じて変動します。
詳細は
「GDOハンディキャップ計算方法について」をご参照ください。
【コースレートの影響】ハンディキャップの計算では、「スコア - コースレート = ディファレンシャル」の値を使用します。
普段より良いスコアを出しても、コースレートが低いコースやティーイングエリアだった場合、ディファレンシャル値が大きくなり、GDOハンディキャップが増加することがあります。
■具体例Aコース(コースレート:75.0)で88のスコア
ディファレンシャル値 13.0(88 - 75.0 )
Bコース(コースレート:72.0)で86のスコア
ディファレンシャル値 14.0(86 - 72.0 )
Bコースのスコア=86のスコアの方が良くても、コースレートによりディファレンシャル値が大きくなり、GDOハンディキャップが増加することがあります。
※コースレート計算方法の詳細は、
「コースレートの算出方法について」をご参照ください。
※ハンディキャップ計算方法の詳細は、
「GDOハンディキャップ計算方法について」をご参照ください。
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□参照先